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「花火ポートレート撮影」の裏側!!iPhoneと一眼レフの使い分け!!

撮影に関するノウハウ系

はじめに

 「花火」といえば、夏の風物詩。じゃないんですよ〜!!🤭🤭

 神戸では、真冬にも花火は上がります!!ただし、5分間…😅

 2/8(土)の夜、花火ポートレート撮影会に参加してくれたのは、双子姉妹、そらさんとこころさんです!インスタで撮影会募集した時、応募してくれました✨✨

 花火ポートレートをとても楽しみにしてくれていたので、今回は、いや、今回も、しっかり準備して臨みました!!🤭🤭 

 そして、下のような花火ポートレートが撮れました!!

神戸で開かれる5分間限定の花火大会。
(左)姉・そらさん (右)妹・こころさん

 今回のブログでは、花火大会の撮影の魅力、事前準備、撮影時の設定メモ、レタッチ、について記すことで、花火ポートレート撮影のノウハウを共有できたらと思います。

花火大会の撮影の魅力

 一眼レフカメラによる、花火大会の魅力、それは、露出時間(シャッターを開いている時間)を、自在にコントロールして、その間に上がった花火を一枚の写真の中に重ねることができること、です。

 例えば、露出時間が5秒だとしたら、その5秒間に夜空に上がった花火の軌跡は、一枚の写真の中に収まるんです。(もちろんうまくいけば…の話です…😅)

 以前撮ったお写真を2種類紹介しながら、説明します。

 1枚目、下の写真は、露出時間25秒です!!つまり、その25秒間に見えては消えていった花火の軌跡を全て捉えています!!(25秒にしては、少ない気もします🤭)

カメラマンtomo撮影。
2019年8月島根県松江宍道(しんじ)湖の花火大会にて

 実際にやってみると、全然納得いかない写真ばかりです…ほぼ同じ場所で花火が弾けてうまい具合に散らばらなかったり、煙で黒い空が白っぽく映っていたり…なかなかうまくいかないものです…でも、だからこそ、うまく撮れた時の喜びがひとしお!!

 大概、花火大会は30分以上あるので、のんびり何枚も撮っていると、一枚や二枚は満足いくものが撮れるもんです!

 2枚目、下の写真は、「三尺玉」と呼ばれる最大級の打ち上げ花火。上空何百mの所で、直径500m以上の大きさで、開花しているそうです!!露出時間は、多分30秒くらいでした。

カメラマンtomo撮影。
2017年8月石川県七尾市の和倉温泉花火大会にて

 というわけで、花火大会の撮影経験自体は重ねている私ですが、人物モデルをプラスした「花火ポートレート撮影」は、今回が初めてだったんです💦しかも、時間はたった5分…成功するためには…準備しかない!!

私の事前準備

 具体的に何を準備したかについて、書いておきます。

撮影の構想(イメージトレーニング)

 モデルさんから、「花火をバックに(ポートレートの)撮影をして欲しいです」というご希望を、事前にお聞きしていました。

どや子
どや子

希望の撮影イメージを具体的に伝えてもらえるのは、カメラマンとしては、準備できるので、ありがたいことなのよ!!

 ただし、それだけで5分間を終えてしまうと、モデルさんが花火を見ることができない…(せっかくなので、肉眼でも直接花火を楽しんで欲しいなあ〜🤔🙄)

 と、あれこれ考えた末、前半(2分)と後半(3分)に分けて撮影をしようと計画を立てました!

【前半2分のイメージ】

モデルはカメラを向く。

モデルにピント合わせる。

(背景の花火は、ピントぼかし気味でも良い。)

前半のイメージ!

①一眼レフで写真撮影(レリーズで露出時間コントロール)

②iPhoneで写真撮影

※①②を交互に繰り返す 

どや子
どや子

具体的に撮りたいイメージをすることは、実現の第一歩よね!!

【後半3分のイメージ】

モデルは花火の方を向く。

花火にピント合わせる。

(モデルは、ピントぼかし気味。シルエットでもいい。)

後半のイメージ!

①一眼レフで写真撮影(レリーズで露出時間コントロール)

②iPhoneで写真撮影、その後、動画撮影

※①②は、同時進行!!

 ちょっと、頭の中が混乱😵‍💫💦実際にやってみたら(「まとめ」で書きますが)、この計画は改良の余地ありです🤭🤭

準備物

 次は、「モノ」の準備についてです!!

  • 一眼レフカメラ&iPhone
  • 三脚
  • レリーズ
  • スマホホルダー
どや子
どや子

花火を綺麗に撮るには、三脚は絶対必要よね!

 花火を撮るには、何秒間もシャッターを開いて撮影をするので、手ブレを防ぐために、三脚は絶対必要となります。

どや子
どや子

レリーズも、あった方が、かなりいいわよ!

 「レリーズ」というのは、カメラに直接触れないで、シャッターを切ることができる、リモートシャッターのことです。レリーズを使えば、手ブレを防ぐことができます!!(下写真参照)

 以前の私は、レリーズを持ってなかったので、よくタイマー設定で撮影していました。シャッターボタンを押して、「2秒後」に「5秒間」シャッターを切る、というように、「M(マニュアル)モード」で、あらかじめ設定しておくやり方です!!

 今回は、レリーズを買おうと決意。(あ、決意したのが、当日の朝💦)電気屋店舗に電話で聞いて回ったところ、店舗に普通は置いてないことが判明!?

 しかし、4店舗目、「カメラのキタムラ」に、中古品があるとの情報!!そして、千円で入手できました!! 

どや子
どや子

レリーズがあると、シャッター時間もコントロールできるから、花火撮影がめっちゃ楽しくなるわよ!

 どや子さんが言ってますが、レリーズを使うと、好きなタイミングでシャッターのオンオフができるので、花火の上がり方を見ながら、撮影ができる楽しみが加わります!!🤭🤭

どや子
どや子

スマホホルダーがあると、何かと便利ね!

  「スマホホルダー」というのは、下写真のように一眼レフの上部に、スマホを取り付ける器具のことです。(普段、私はこれをよく使ってます!!一眼レフで写真を撮ると同時に、iPhoneで動画を撮る、という使い方をしています。)

 今回の花火ポートレートでも、この器具は役に立ちました!なぜなら、三脚が1つで済むからです!👏👏✨✨

 そして、これのおかげで、iPhoneと一眼レフの素晴らしさを同時に発揮することができました!!

 「モノ」の準備については以上です!

撮影時の設定メモ

 次は、いざ本番になった時、慌てないようにするための、カメラの設定について、書き残しておきたいと思います。

🔲「手ぶれ防止機能」をオフにする。(三脚で固定する場合は、オンだと、逆にブレを引き起こす可能性があるから。)

🔲ピント合わせは「自動」ではなく、「手動」に。(事前に遠くのモノにピントを合わせておくとよい。)※iPhoneも同様で、画面内の「遠くのもの」を長押しして、ピント固定状態にする!

🔲電池を交換しておく。(花火途中で電池切れにならないように)※iPhoneも電池残量注意!

🔲露出は、やや暗め(➖0.7〜1.0くらい)にしておく。(花火の色彩が鮮やかに&ディテールがくっきりと映る。)※iPhoneも同様!

🔲シャッタースピードは、「バルブ」に。(レリーズで、露出時間をコントロールできるようになる。)※iPhoneは、シャッタースピードは「ナイトモード」にする!

🔲ISO感度は、100〜400くらいで。

🔲F値(絞り)は、8〜16くらいで。

どや子
どや子

このチェックリスト便利ね〜!!撮影会後は、「手ぶれ防止」をオンにするのを忘れないように〜🤭🤭

 次回以降は、打ち上げ開始の5分前には、この設定を完了して、ワクワクドキドキの時間を楽しむ、心の余裕を持ちたいものです。

撮影後(反省とレタッチ)

 撮影した写真を見てみると、いろいろ反省点が…💦

 一眼レフでは、モデルさんに合わせていたピントが、花火にあっていたり…あるいは、途中で他のお客さんが視野に入り込んだ時に、カメラの位置を柔軟に変えることも大事だなと思いました。その柔軟性があれば、モデルさんとカメラの距離感を意図的に変えて、また違った雰囲気の写真が数種類撮れていたことと思います。

 今回、結果的に、モデルさんはiPhoneで綺麗に撮れており、花火は一眼レフで綺麗に撮れていました。

 これは、撮影会後に知ったことですが💦、花火の撮影には、「一発撮り」(合成なしのこと)と「合成」の2通りあるそうです。「合成」については、画像編集ソフト「Photoshop」を使った合成処理が、よくされているようです。

どや子
どや子

「合成」と一言で言っても、人物と花火の「合成」、花火を数種類重ねる「合成」、があるのよ!

iPhoneでは「PS」というアプリ名が「Photo shop」のこと。

 今回は、花火が短時間で集中的に打ち上がったわけではなかったので「一発撮り」は諦め、「合成」処理も含めたレタッチをすることにしました。(レタッチについては、省略します。)

まとめ

 一眼レフとiPhoneを、同時に使えるのであれば、それぞれの長所をフルに発揮した撮影をしたいものです。

一眼レフ→夜空に上がる花火を綺麗に撮ることができる!!✨✨

iPhone→暗闇でのポートレート撮影も綺麗にこなす!!(近距離なら)そして、動画撮影の美しさも言うことなし!!✨✨

 上のように、一眼レフとiPhoneの良さを、活かす「合成」というレタッチ処理をする、という見通しがあれば、もっとラクな気持ちで撮れたと思います。(今回は、モデルさんに10秒以上もジーとするのを頑張ってもらってました😅申し訳なかったです🙏なんなら、花火大会前にでも、ポートレートを撮っておく、というのもアリかも知れませんね。)

 今回書いたことが、次回、自分や他の方の役に立てばいいなと思います。

 最後に、今回の花火ポートレートのお写真を一部掲載します。2人で、事前にポージングを練習してくれていたとのことです🥹🥹✨✨

 私自身初の「花火ポートレート撮影」の実践について、今回のブログで、紹介させていただきました、そらさん・こころさん・保護者の方には、感謝申し上げます!!

 お二人とも、Instagramのアカウントもありますので、ぜひチェックを!!

どや子
どや子

動画の作品も、ぜひ見てね!!

 神戸の花火大会(5分間)、まだまだ今後も予定がありますよ〜👏👏✨✨

2月22日(土)18:30
3月1日(土)19:00

3月15日(土)19:00

こうべみなとの夜 〜神戸港の花火やイルミネーション等のイベント情報〜
港町・神戸を彩り続ける、みなとエリアの夜。そこには、新しい楽しみが次々に生まれています。これまでとはちょっと違う、花火イベントやイルミネーションなど、子どもも大人もワクワクするイベントが開催されています。新しいスタイルでますます華やぐ神戸の...

 撮影会の希望は、いつでもお待ちしております!!(下のLINE公式アカウントで友だち登録して、DMくださいませ〜)

 もちろん、花火が始まるまでの時間にも撮影会します!!

 今回のそらさん・こころさんも、花火大会の前に、通常モードの撮影をしてました✨✨

姉・そらさん
妹・こころさん

 そらさんは保育士、こころさんは俳優という、素敵な夢を持っておられます!!

 輝かしい未来の夢に向かっての歩みを応援していきます!!

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