はじめに
「うめの花がさいたら春だってさ」っていうフレーズが、思い出されます。宮沢章二さんの「うめの花」のいう詩の一節です。このフレーズを持ち出すまでもなく、多くの人が、早春に咲く花、という認識を持ってると思います。

「春」を感じたくて、ウメの撮影に行きました!!(5つ前の投稿で、スイセンの撮影について書きましたが、同じ日の撮影です。場所は兵庫県明石市のとある神社です。スイセン&ウメのセットで名所を巡るのが、毎年の恒例です。)
まだ、2分咲き…と言ったところでした…🤭🤭いえいえ、がっかりなんてしないです。むしろ、楽しみでワクワクしました。下の写真を見てください!!ツボミの数が!!🤭🤭これ、全部開花したら、どんな被写体になるんだろう🤭🤭(ワクワク🎶)
梅の花の魅力
梅の花は匂う?
いや、「匂う」ではなく、「香る」ですね😅😅梅の花は、香るんです。これ、梅の花の魅力の一つ目です。「甘く、爽やかで、少しスパイシー」😋😋香りの強さは、種類、個体差、天候によって変わるそうですが、一般的に「晴れた日の午前中」が、比較的香りが強いそうですよ!!
梅の花の香りは、アロマテラピーにも利用されます。リラックス効果や精神安定作用があるんです!!
桜との違い
サクラとウメ、遠目で見たら、同じに見えますよね🤭🤭近くで見たら、違いがわかりますよ!!見分け方は…
咲く時期で言えば、ウメは早春(2月後半)、サクラは春(4月)と時期が違います。
花びらの形に注目すると、花びらが丸いのがウメ、花びらの先が割れているのがサクラです。
特徴的な花のつき方
被写体となるお花たちは、大概人間の目線よりも下、地面に近いところで咲いています。ところが、(サクラもそうですが)ウメの花は、人間の目線とほぼ同じ高さか、それより高い所で咲きます。
あと、花のつく場所ですが、ウメは、枝に直接花がついている感じです。サクラは、枝から長い柄(え)が伸びていて、その先に花をつけます。
この2つの特徴を考えると、他のお花とは全然違う撮影テクニックが必要とされるんだな〜と実感できると思います。
具体的に言うと、時間帯、つまり、太陽光の当たる角度によって、全然雰囲気の違う被写体になり得るだろうし、カメラを向ける角度によって、映り込む花の密度を変えることができるだろうし〜ああ〜奥が深いぞ〜😅💦
今回の作品
構図に着目…①
まずは、わかりやすく、「横長」か「縦長」か対決です🤭🤭枝が空に向かって伸びているのを捉えたければ、縦長がいいのかも知れないです🤔🙄


ちなみに、逆光で撮ると、ウメの花びらは、透明感が出ます!!👏👏✨✨なんか、温かみを感じられますね☺️☺️
構図に着目…②
次は、ポピュラーな2つの構図「日の丸構図」(被写体を画面中央に配置)と「3分割構図」(画面を縦横それぞれに3分割し、その線が交わる点(4つ)や線上に被写体を配置)です。


どちらがいいですか?これには、正解はないと私は思っています。なぜなら、どう表したいか、という撮影者の思いは尊いものであり、(方法論として)本人が「これが良い」と思っているのを他人がとやかく言う部分ではない、と思うからです。それと、どちらがいい、というのは、個人の好み、ですし〜!!
背景に着目…




他にも、背景が「地面」というパターンもあると思います。いろいろありますね〜どれがいいです?🤭🤭
私のお気に入りの構図は…
ずばり「額縁構図」です!!


花と花の間、奥の方にある「花」をズームして撮ると、両側の花がボケて、額縁のようになります。いわゆる「前ボケ」と言うやつです。これを入れることで、主役の「花」に、より明確な「主役感」が出ますし、奥行き感も出ます。

まとめ
今回は、2分咲きながら、いい感じで撮れました👏👏✨✨そして、成果をまとめつつ、課題が浮き彫り!いや、課題というより、「今度はこう撮りたい」が明確になりました!!←これ成果!!
今度、撮る時は、1〜2週間後の「満開の時期」を狙うのは当然🤭🤭「晴れた日」の「午前中」、もっと言えば「朝に」
逆光で花びらを透かしたり、背景は「青い空」を入れつつ日光の筋が見える感じで!!その真逆になるが、レフ板を使って、花びらに真正面からキラキラさせてみたい。
構図は、「額縁構図」一択!!前ボケは、今回よりもっとゴージャスに!!そして、後ろボケは、沢山のお花を高密度に入れる!!
余裕があれば、「メジロも入れて」にチャレンジしたいと思います。
その時には、マスクを外して、「甘く、爽やかで、少しスパイシー」な香りを楽しみたいものです!!👍✨✨
だいぶ、欲張ってますが、撮りたいものを具体的にイメージすることの大切さを実感しているので、これでいいんです!!
最後までこの記事を読んでくださった方、ありがとうございます!!お互いに、満足なお写真が撮れたらいいですね🤗🤗

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